認知症予防

認知症予防プログラム

全てマンツーマンですのでご家族に代わってじっくりと向き合います。

1週間に2~4回継続的に行うことが医学的にも脳への刺激を与えることができるのでおススメです。
もちろん、お時間がない方は週1回受けるだけでもご家族や周りの方への反応が変わってきます。
最適なおススメプラン(無理ない時間配分で脳へたくさんの刺激を与えることができます。楽しく学びたい方におススメです。時間配分や内容は自由設定できます。)

• プランB (2時間コース) 1回あたりの料金:10,000~円
• 2時間コース例(認知症予防アロマセラピーケア足浴 約15分+言語療法 約40分(言葉の絵カード、お話、作業療法、植物療法、色彩療法など)+外出お散歩30~40分(雨の日はリハビリを兼ねた体操や室内でリハビリ+看護ケア 約15分(トイレ介助・必要な方は処置や皮膚症状のチェック・爪切り・など)

プランC (1時間コース) 1回あたりの料金:5,000~円
• 1時間コース内容例 (認知症予防アロマセラピーケアor足浴 約10分+言語療法約30~40分(言葉の絵カード、お話、作業療法、植物療法など)+体操・リハビリ約10分+看護ケア約10分(トイレ介助・必要な方は医療処置や皮膚症状や内服薬などのチェック・爪切りなど)

• プランD(1,5時間コース) 1回あたりの料金 7,500~円
o 1.5時間コース(認知症予防アロマセラピーケアor足浴 約15分+言語療法35分(言葉の絵カード、お話、作業療法、植物療法、色彩療法など)+外出やお散歩約20~30分+看護ケア約10分(トイレ介助・必要な方は処置や皮膚症状や内服薬などのチェック・爪切りなど)
• その他

植物療法

色彩療法

立体4目並べ

言葉の絵カード

アロマテラピー

認知症予防教室(認知症予防・遅延のための元気脳プログラム・外出の促進)・・・・アロマ・色彩療法・パズル・植物療法・医学的にも実証されたアロマセラピーで認知症予防のためのプログラム。  

認知症予防教室でのアロマ使用例

(ご希望プランにより1~3を選んでいただきます)

  1. アロマセラピーの芳香浴をします。
    →お部屋全体に香りを芳香させます。リラックス効果と認知症予防。
  2. アロマセラピーで足浴します。
    →「冷えは万病のもと」ともいわれているほど。アロマのオイルを入れることでさらに血行を促進し、むくみ、浮腫、痛みを軽減します。アロマの抗菌・抗ウイルス作用で清潔に保つことができます。
  3. アロマセラピーマッサージ(トリートメント)
    →アロマの香りの刺激が脳の海馬を刺激します。また、体のこわばりは心のこわばりでもあります。不安を取り除き家族間でのトラブルやかたくなな心、治療拒否を緩和し治療への意欲を高めることができます。

なぜ、アロマセラピーを使うのか?

認知症を発症すると、まず「海馬(かいば)=記憶を司る脳神経」がダメージを受けると、これまでは考えられていました。しかし、近年の研究で、海馬に直結した「嗅神経(きゅうしんけい)=嗅覚を司る神経」が最初にダメージを受けるとわかってきました。嗅神経のダメージが少しずつ海馬に伝わり、記憶機能を破壊しながら脳全体の機能を低下させていく、それが認知症を発症するメカニズムだったのです。つまり、その嗅神経のダメージを軽減・修復できれば、認知症の予防や改善は不可能ではないということです。

2003年にアメリカでは「アルツハイマー病においては、記憶が障害される前に嗅覚が障害される」と論文を発表した医師がいました。
この論文では、アルツハイマー病14人中12人に嗅覚障害が認められたそうです。嗅神経はもともと他の脳神経より再生能力が高く、適切な香りによる効果的な刺激で機能が回復しやすいといいます。嗅神経が正常に戻ればそれに連動している海馬も活性化し、おのずと認知症は改善に向かっていく……
そのメカニズムの発見が「アロマは認知症予防に効く」といわれるようになった理由なのです。

では、アロマは認知症に対し、どれほどの効果が期待できるのでしょうか。
日本にもこの事実に気づき、嗅神経を効果的に刺激すれば、認知症を改善できるのではないかと考えた医師がいます。
それが、30年以上認知症の臨床と研究を続けてきた、日本における認知症アロマセラピーのパイオニア的存在である鳥取大学の浦上克哉教授でした。浦上先生の研究では、認知症患者10人に1ヶ月間、脳の若返りが期待できる4種類のアロマを芳香してもらったところ、認知症の治療薬とほぼ同等の効果が確認されました。
どちらも認知症の数値13は、「料理している途中に電話がかかってくると、料理をしていたことを忘れてネットサーフィンに耽る」といった物忘れ度です。それが2になると、「鍋を煮込んでいる間洗濯ものを取り込み、時折火加減の様子を見ながら、明日出かける場所の情報をインターネットで調べる」といった複数の用事を同時に行えるようになります。
これがアロマを嗅いでもらっただけの結果だけですので何もせずに認知症が進行していくことを考えるとアロマセラピーを取り入れることはとても画期的だといえます。(ネットから引用)


外への外出はお年寄りにとってとても重要で脳への刺激もはかりしれません。四季折々の景色の移り変わり、肌が感じる風、花や土のにおい、季節の虫や鳥など植物に触れ、耳から入る音も生きていることを実感する時間になります。たまに、、ではなく定期的に外に出ることは生きている意欲にもつながり最後まで人間らしく過ごすことの大切さを考えさせてくれます。

医療の認知症ケアにおける取組

最新の認知症ケアとナースケアの認知症ケアにおけるとりくみ

たくさんの魔法を届けたい!
手法だけにとらわれずによりよいケアと最新のケアを取り入れています。

「ユマニチュード」
フランスで約35年間体育教師として活躍したイブ・ジネストとロゼットの2人が考えた”魔法のケア”と呼ばれる技法です。フランスの介護を変えた!とも言われている基本的でありながらもっとも重要な人と人とのつながりを伝える療法でもあります。

「アロマタッチケア」
体を優しく触れたりなでたりして認知症の人の不安を和らげるケア方法で、同様のケアはヨーロッパでも行われています。記憶障害を引き起こす脳の海馬と呼ばれる部分をアロマのオイルで刺激することで脳と心、体に働きかける画期的な手法です。
声をかけながら、このケアを週1~3回行うことで半年後には暴言や暴力をはじめ介護拒否もほとんどなくなるほどの素晴らしいケア方法です。この療法は介護する方や介護される方の両者に優しさと心地よさをもたらす方法です。

「人とは何か」というフランス的哲学(「あなたは存在している」「ひとりの人間である」)に基づき、包括的に行われることが特徴であり、新しい点でもあります。人は見つめてもらい、誰かと触れあい、言葉を交わすことで存在し、死に至る時まで出来るだけ立つことで人としての尊厳を自覚します。
そして、看護・介護者が対応を変えることで、認知症の方や高齢者も変わります。このように、 ユマニチュードは単なるケアの技法ではなく、優れたコミュニケーション技法である 点も大きな特徴と言えます。

ユマニチュードの効果

「入浴のたびに大声を上げていた認知症の母から『ありがとう』と言われた」
「寝たきりの祖父が歩くことが出来た」
「病院に入院しているうちに、認知症が進んで、すっかり元気をなくしてしまったが、ユマニチュードの導入によって元気に、お化粧・Vサイン・握手。」
など表情や動きに変化があらわれたという報告が多く挙げられています。そのケアの介入の効果が時にあまりに劇的であることから「魔法のような」との呼ばれることもあります。


ユマニチュードは、見る、話しかける、触れる、立つという4つの方法が柱となっていて、全部で約150もの技術があります。
見る認知症の人の正面で、目の高さを同じにして、近い距離から長い時間見つめます。
斜めや横から視線を注ぐのではなくまっすぐに見つめ合うことで、お互いの存在を確認することができます。目の高さを同じにすることで、見下ろされているような威圧感を与えず、対等な関係であることを感じてもらいます。近くから見つめると、視野が狭くなりがちな認知症の人を驚かすことなく接することができます。優しく、前向きな言葉を使って、繰り返し話しかけます。

介助をするために体に触れる場合も、いきなり触れるのではなく、触る部分を先に言葉で伝えて安心感を与えてあげます。
例えば、洗髪を行う場合に「とてもきれいな髪ですね。これから、髪に温かいお湯をかけますね。気持ちがいいですよ」などと話しかけます。しかも、できる限り目と目を合わせながら行うようにするといいようです。
触れる認知症の人の体に触れて、スキンシップをはかります。
決して腕を上からつかむような感じではなく、やさしく背中をさすったり、歩くときにそっと手を添えてあげる等、認知症の人が安心できるように工夫します。
立つ認知症の人が寝たきりにならないよう、自力で立つことを大切にします。
歯磨きや体を拭くような時でも、座ったままではなくできるだけ立ってもらいます。立つことで筋力の低下を少しでも防ぐことができますし、座ったり寝たりしている時よりも視界が広くなって、頭に入る情報量を増やすことができます。(ネットより引用)

とくに「触れる」という効果は大脳を刺激してオキシトシン、エンドルフィンという脳内物質が放出され、マッサージは抗うつ薬と似た効果のセロトニンを増加させるほど大切です。

「リアリティー・オリエンテーション」
リアリティ・オリエンテーションは「現実見当識訓練」と訳され、1968年アメリカのアラバマ州にある退役軍人管理局病院で精神科医Folsom氏によって開始されました。当初は戦争の後遺症によって脳に損傷を受けた軍人に用いられた療法でした。現在は認知症を改善させるリハビリテーションの1つとして広く取り入れられています。
今日が何月何日なのか?
今いる場所がどこなのか?
認知症を患うと、自分が今置かれている日時や場所が判らなくなる見当識障害が起こりやすくなります。
リアリティ・オリエンテーションは言語障害がない初期段階の認知症に有効です。また、昔の「長期記憶」はあるが、今日昼食を食べたという「短期記憶」は忘れがちな人が対象となります。リアリティ・オリエンテーションには24時間オリエンテーションとクラスルームオリエンテーションの2つがあります。(ネットより引用)

ナースケアでは時間的制約はありますのでいろいろなケアと療法をくみあわせることにより脳への刺激を伝え認知症予防と遅延の効果を期待できます。
また、身近なご家族にもリアリティーオリエンテーションを自宅で行うことでより認知症予防や認知症を遅らせるコミュニケーションの取り方やタッチケアの重要などをお伝えしていきます。
言葉では難しく感じるかもしれませんがナースケアでは一つ一つのケアを別々に行うのではなく利用者様と接するときはどんなときでも以上の観点を大切にして総合的にアプローチしています。